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お知らせ2019年11月21日 淡路島たまねぎ
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 さまざまな野菜を生産している兵庫県ですが、特にたまねぎについては淡路島で生産される「淡路島たまねぎ」が全国に知れ渡るブランドとして有名です。
淡路島は、兵庫県の一番南にある南北に細長い島です。
年間を通じて瀬戸内海特有の温暖な気候に恵まれ、日光が当たる時間が長く、その気候・風土を活かした多彩な農業が展開されています。

「御食国」、淡路島みけつくに

 淡路島は、兵庫県の一番南にある南北に細長い島です。
 年間を通じて瀬戸内海特有の温暖な気候に恵まれ、日光が当たる時間が長く、その気候・風土を活かした多彩な農業が展開されています。 今から約1200年前の平安時代には、淡路島は「御食国」と言われ、神や天皇に食べ物を献上していたとされています。島内では現在も排水のよい土壌条件を活かして、日本一の品質を誇る淡路島たまねぎを中心とする野菜をはじめ、米・畜産・果樹・花卉など多彩な農畜産物を生産しています。

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あまみ成分 ≒ 9〜10%※本会調べ

「淡路島たまねぎはどうして美味しいって感じるんだろう?」
 そんな疑問から農のスペシャリスト「農学博士」たちが、兵庫県立農林水産技術総合センターで実験を行いました。そして淡路島たまねぎの「美味しさ」のヒミツが明らかになったのです! 「美味しい」と感じる口には、「歯ごたえ」と「味覚」を感じる機能があります。農学博士たちはこの2点に着目、ランダムに選んだ他のたまねぎとの徹底比較を試みました。
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★歯ごたえ 特殊な機材を用いて応力(わずかな面積にかかる単位面積あたりの力)を測定したところ、最大で約2倍の差を確認。つまり「やわらかさ」が圧倒的に高いことが判明。
★味覚① あまみとなるソテー時の「全糖含量」を測定した結果、約9~10%。他のたまねぎと比べ最大で約4%の差を確認。つまり「あまい」が圧倒的に高いことが判明。
★味覚② 辛みを示す「ピルビン酸含量」を測定した結果、最大で他産地の6割程度と確認。つまり「からい」が圧倒的に低いことが判明。 つまり淡路島たまねぎの美味しさの特徴は、「あまい」こと「やわらかい」ことが判明したのです

淡路島たまねぎの「あまさ」「やわらかさ」じっくり堪能くださいね♪


じっくり、約7ヶ月。

 淡路島たまねぎが芽吹くのは「秋」です。 9月に苗床に種をまいて、11~12 月に田んぼに植え替えられます。そこから厳しい冬をジッと耐えて、6~7ケ月をかけて5~6月に収穫、出荷されます。
 寒暖を繰り返すなか、徐々にふくらみ、充分に栄養をためていきます。緑の葉が自然に倒れ、葉の付け根がしまると、いよいよ収穫。 さらに!収穫された淡路島たまねぎは、ここでもうひと手間かけ、淡路島たまねぎ特有の美味しさを作り出す「玉葱小屋」と呼ばれる小屋に吊り下げられ、自然の風を利用してゆっくりと乾燥させていきます。自然乾燥することで甘味をより一層増していくとともに、色艶も際立ってきます。
 そして、より長く消費者の皆様にお届けするために、7月中旬~8月にかけて冷蔵貯蔵を行い11月~3月まで出荷しています。

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